2018年5月13日日曜日

米中貿易摩擦長期化の裏で日本はコストプッシュインフレ到来?

米中貿易交渉が始まりましたが、まず最初はお互い絶対に呑めない要求を主張しあいました。これからの交渉で落としどころを探って行くのでしょうが、交渉は長期化しそうです。トランプ政権は中間選挙でのアピールに使うので、米中貿易摩擦問題は中間選挙前の解決はないでしょう。

日本も過去に日米貿易摩擦による日米構造協議が1989年に始まり、日本は要求を受け入れ、その後の年次改革要望書でも要求を受け入れてきました。日本は敗戦国なので相手の言いなりでしたが、戦勝国の中国に同じやり方は通じない(日本を研究済み)と思われるので、行く末が気になります。

結局はソフトランディングで人民元の切り上げ、段階的な市場開放で決着が着くと読んでいますが、ハードランディングだと中ロvs英米仏他による世界大戦からのハルマゲドン、新世界秩序への移行を強行する可能性ががあります。(勘弁して欲しいですが……)

米中貿易交渉中は報復関税などにより、米国の物価上昇でFRBの金利の引き上げによる日米金利差拡大+FRBのバランスシート縮小で円安が進むのでは?と思うようになりました。さらに円キャリートレードの復活で円安が加速するかもしれません。

おまけに最近の原油高による物価上昇で、日本はコストプッシュインフレとなりそうです。ぐるなびの決算発表後の下落をみると、今後の外食産業はかなり厳しい悪寒……

日銀がステルステーパリングを行ってますが、市中の国債枯渇によるものなので、これから物価上昇による利上げを行っても実質金利をマイナスに維持すれば、金融緩和継続となりそうです。

日銀の出口戦略としては、保有国債がいくら含み損を抱えても、償還すれば名目上損失とならないので、今現在FRBが行っている国債償還による金融正常化を行うと思われます。買入したETFもコストプッシュインフレで名目上株価が上がった後に売却していけば損失となりません。おそるべし日銀(笑)

なので不動産の売り上がり戦略は凍結、とりあえずやわらか銀行を買いました。最近の動向をみるとキャリア事業を楽天に売却して投資会社に転換しそうな悪寒です。

SPXSの救出も絶望的なので敗戦処理しつつ、グロースで生活必需品な銘柄を買って行きたいと思います。

あと去年12月に少しだけ買ったFASが上がりません。金融にもアマゾンエフェクトが到来しそうなので、金男とJPMに絞ったほうがいいかも?と思い始めました><

いままではデフレだったので、銀行口座に預けっぱなしでも良かったのですが、これからは銀行口座に預けっぱなしだと実質目減りするので、資産を保全するためには海外への投資は必須だと思われます。

たわし個人的には金ETF、為替ヘッジ付の金投信、中国のディフェンシブ株、ロシア株、米国の生活必需品なグロース株がいいと思います。

ご利用は計画的に。

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