2018年6月15日金曜日

ECBの金融緩和終了で今後の展開は?


昨日のECB理事会で量的緩和政策を年内に終了するが決まりましたが、金融引き締めは来年の夏以降となる見通しを示しました。

日本の消費税増税に配慮したのかも知れません(笑)

今年中は世界的に量的緩和状態が続くことになりますが、来年1月以降は米国の500億ドル分のバランスシート縮小額と日銀の金融緩和額5兆円(少し多めに見積もって)の差額分、世界のマネー総量が毎月減少して行くことになりそうです。

信用創造によってお金を膨らませてきましたが、これからは逆のことが起こります。

しかしながら米国の金融規制緩和により、市中銀行による信用創造でマネーの総量が減らないかも知れないので、引き続きECBの動向が重要となります。

今一度、銀行システムの基本を抑えておくのも良いかもしれません。


お金ができる仕組み(参考動画)



個人的には日米金利差拡大による円キャリートレード等で円安ドル高と見ています。

日銀の政策手段は詰んでいると思っているので、利上げの遅れによりコストプッシュインフレが進み日銀が泣いて喜ぶ物価上昇が訪れるかも知れません?

初めが肝心詰んだ、詰んだ♪♪(参考動画) 

その後は円キャリートレードの巻き戻しによる超絶円高となりそうな悪寒……

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