2018年11月29日木曜日

FRBパウエル議長の発言で株高?

昨日の米国株式市場は大幅高となりましたが、
パウエル議長が金利とバリュエーションの両面から株式強気派を後押しする発言を行ったことから、28日の米株式相場は一段高となった。(パウエルFRB議長は株式相場を下支えしたのか-ウォール街の見方)

というFRBのパウエル議長が昨日の公演で発言したとの事で一段高となったそうです(笑)。

その割には、たわしのDirexion 20年超米国債ベア3倍 ETF(TMV)が下がりませんでしたが、市場はこの発言により来年で利上げを停止する可能性が強まった?との事です(笑)。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は28日、現在の金利はいわゆる中立水準の推定レンジを「わずかに下回る」水準にあるとの見解を示し、かなりの隔たりがあると示唆した従来の発言からトーンを和らげた。この結果、利上げサイクルを来年停止する可能性に政策当局者らが一段とオープンになりつつあるとの観測が強まった。(米経済は堅調な成長継続へ、金利は中立「わずかに下回る」-FRB議長)
フェイクニュースで人々を騙すのが仕事のメディアが多いので、メディアの言うことを鵜呑みにすると鴨ネギとなるので注意が必要です。

つい最近のロシアが領海侵犯をしたウクライナ艦船の拿捕しましたが、ロシアは国際法に則り処理をしていますが、日本のマスゴミマスコミの記事ではロシアが悪いという論調です。


上記の記事を読むと日本のマスゴミマスコミの異常さがわかるかも?米国もロシアのメディアを追い出して報道しない自由を行使していますが、植民地の日本でも同様です(笑)。

双方の意見を聴くことも無くメディアの言うことを鵜呑みにするとネトウヨになるので要注意です(笑)。(職業ネトウヨはそれが仕事で解っていてやってるから良いのですが…)

話が脱線しましたが、たわしはFRBは利上げのペースを落とさないのではないか?と思っています。今日あるエコノミストのコラムを読んでそう思いました。

そのコラムによると、今年8月のパウエル議長のジャクソンホールスピーチで1960年代後半から1970年代初頭は当時の実際の失業率が自然失業率を大幅に下回って経済が過熱していたが、当時のデータでは過熱を認識できず、自然失業率の評価を誤った結果、FRBの対応が遅れインフレになったということを話したそうで、

バブルは事前には分からないから金融政策で対応すべきではない、とするFRBの伝統的見解?(バブルが崩壊しても、その後に大胆な金融緩和を行えば、経済への悪影響を食い止めることができる)により経済学者のグリーンスパン、バーナンキ議長がFRBを運営して来ましたが、ITバブルと住宅バブルという巨大なバブルが発生し、「俺の物は俺の物、俺の損はお前の物」というジャイアン理論によるモラル・ハザードを起こしたので、法律家のパウエル議長はバブルの発生を抑えるために、利上げペースは落とさないのでは?と思いました。

昨日のパウエル議長の発言でも、現行政策金利はいわゆる中立のレンジを「わずかに下回る」水準と発言しているので、実質利子率が自然利子率を下回っているので超過需要=景気過熱と判断している?

なので、たわしは米中貿易戦争による中国の米国債売却にも期待しているので、Direxion 20年超米国債ベア3倍 ETF(TMV)が下がれば買って行きたいと思います(笑)。


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